とある出版会社に勤めており、取引先の会社で仕事を済ませて昼食へ行こうとしたときのことでした。
一緒に歩いていた女性H子さん(当時20歳)の顔色が悪かったので心配して聞いてみました。
「H子さん、どこか具合でも悪いんですか?」
「ええ、ちょっと・・・」
「ちょっと手相を見せてくれますか?」
当時から私の手相鑑定は評判がよく、女性の人生相談によく乗っていたのです。
H子さんの手相を見てみると、婦人科系に問題をかかえている人特有の印がありました。
「婦人科系に問題があるのではないですか?」
「そうなんです。実は・・・もうすぐ生理なんですけれど、生理痛がひどくて、生理が来るのが怖いんです。」
「そんなに辛いんですか?」
「はい。救急車で運ばれたことが3回もあります。
吐き気と胸から下腹部にかけて訳のわからない痛さ・・
本気で死ぬかもしれないと思ったこともあるぐらいです。」
「ちゃんとお医者さんには行ってますか?」
「今までお医者さんに行きながら色んな薬を試してきましたが、
どの薬も大した効果はありませんでした。」
「・・・なるほど。それは大変ですね。
もしかしたら、心理的なことが原因かもしれませんよ。ちょっと聞いてもいいですか?」
「ええ、何でしょうか?」
「生理のことは好きですか?」
「嫌いに決まってるじゃないですか!ない方がいいです。あんなもの!」
「もしかして、自分が女であることを嫌だと思ってますか?」
「もちろんそう思っています!女は絶対に損です。
男と違って好きなところへ一人で行けないし、トイレも困ります。
女であるだけで行動範囲が狭まります。」
こんな感じでいろいろとH子さんの考え方を聴いていきました。
「・・・生理痛の原因が分かってきましたよ。」
「本当ですか!一体、何が原因なんですか???」
「おそらくH子さんの中のメスの部分がいじめられて怒っているんですよ」
「メスの部分が怒っている!?それは一体どういうことですか???」
そのとき、私の中にあるアイデアがパッと思い浮かんだのです!

私は昔、小学校の教師を21年間やっていましたが、
いじめ問題解決のプロだったのです。
「生理痛に効くかどうかは分からないけれど、
面白い方法があるんですよ。試してみますか?」
「もちろんです!あの痛みから解放されるのであれば何でもやりますよ!
新田先生、是非教えてください!」
そして、「いじめ解決の手法」として使っていたある方法を
生理痛に応用させてその場でやらせてみせました。
「こんなことで本当に治るんでしょうか?」
「やってみないと分からないけれど、やるからには真剣にやらないと駄目ですよ。
こんな簡単なことで治ったらラッキーでしょう?」
「はあ・・・」
とりあえず、次の生理の日まで毎日実践してもらうことにしました。
正直言って、私も効果のほどはあまり期待はしていなかったのです。
でも、その結果・・・
10日後、私のところへ電話がかかってきました。
「新田先生、信じられません!
あれをやってから本当に生理痛が楽になりました!!!
こんなに生理痛が軽いのは初めてです!
今までのあの痛みは何だったんだろう?と思うくらいです。
とにかくありがとうございました。助かりました!」
アドバイスした私自身、にわかには信じられませんでした。
しかし、実際に簡単なある方法を実践してもらっただけで、
救急車を呼ぶほど酷かった生理の痛みが治ってしまったのです。

この話には後日談があります。
3年後、ふとしたきっかけでH子さんと再会したのです。
23歳になったH子さんの生理痛はもうなくなっており、
素敵な彼氏ができたということでルンルンしていたのでした。


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